まだ少し肌寒さが残る3月6日の金曜日。例年なら、この時期の平日の昼下がりは、訪れる人はまだまだ少ない。でも今週は、大泉緑地(堺市北区)のあちこちから子どもたちの歓声が聞こえてきて、春休みそのもの。
集客施設と呼ばれる施設が次々と閉鎖されるなか、お金を使わなくても、安心して、誰でも、自由に遊べる、ただ居ることが許容されるオープンな空間の意義や価値が浮き彫りになってるなあと感じる。
カマキリ先生みたいに広場の向こうから走ってきて「公園すごいぜ!」って誰か言ってくれないかな。
(一社)公園管理運営士会西日本支部 副支部長 竹田和真