世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、各国がその感染拡大防止に全力を注いでいるところです。わが国でもついに緊急事態宣言が対象を全国に拡大して出されました。
外出自粛の中で、公園の利用も後ろめたさを感じられる方もあろうかと思いますが、個人の健康や子供たちの精神的負担軽減のためにも、開放空間である公園の価値は損なわれるものではありません。
このような情勢の中、都市公園の世界的な組織であるWorld Urban Parksは「世界公園週間」に向けて今年のテーマを公表しました。
World Urban Parks(WUP:世界都市公園会議 前:IFPRA)は、世界規模で公園を祝福する機会として、World Parks Week(世界公園週間)を提唱しています。
世界公園週間は、地球規模で公園の必要性を伝え、みなさまに地元の公園を楽しんで緑豊かな空間の重要性を理解していただき、またより良い公園サービスを提供するために設けられています。
今年のWorld Parks Week のテーマと期間は以下の通りです。
現在、新型コロナウィルスの感染拡大の状況下で、世界中が不安に包まれています。
WUP(世界都市公園会議)は、これまで、公園や緑地で自然に接することにより健康やウェルネスが保たれることを提唱してきました。
WUPは国の指示やガイドラインが最優先であり、地域によって事情が異なることを理解し、指示を遵守することを前提に、物理的な距離をとりつつ公園緑地を利用することについて、会長が声明を出しました。
皆様にこの声明にご賛同いただき、World Parks Weekにご参加いただきたいと思います。
WUP会員でない方もご参加いただけます。
WUPは、新型コロナウイルスを拡げない公園の使い方について、分かりやすいイラスト(日本語版)を作成しました。
WUP本部の好意で日本語版を提供しています。画像の加工はご遠慮くださいますようお願いいたします。
COVID-19を拡げない公園の使い方を広めるためにこのイラストをご活用ください。
イラストは、World Urban Parks Japanホームページでダウンロードできます。
今年の世界公園週間は、みなさまのウェブサイト、Facebook、Twitterなどにこのイラストを掲載して、公園の必要性と新型コロナウイルスを拡げない公園の使い方を広めましょう。